さて、シェアハウス生活も3週間を経過しました。
正直なところ、もっと不自由を感じるだろうと覚悟していたのですが、
思いのほか快適で嬉しい限りです。
>>参考
シェアハウス住人がシェアハウスをすすめる7つの理由。
よって、これまでシェアハウスのマイナスポイントについては書かなかったのですが
住んでみての正直な感想ということでシェアハウス生活のデメリットをまとめてみます。
時間の自由がきかない。
もちろん物件によってルールが異なりますが、
私のところではシャワーと洗濯機は6:00~0:00しか使えないことになっています。
これは深夜騒音を立てないようにするための配慮ですが、
残業が多くて常に終電で帰宅…というような生活の人は苦痛に感じるかもしれません。
また、シャワー、洗濯、トイレ、洗面、キッチンなどの共用スペースには
込み合う時間帯があるので、先客がいて自分が使いたい時に使えない、という
ストレスもあるかもしれません。
これについては事前に物件のルールが自分の生活ペースに合うかどうか、
また、住人の人数に対してトイレやシャワーの数が十分用意されているのか、など
事前に確認しておくことが必要です。
トイレやシャワーに関して言えば、いつでも自由に使えるのは1人暮らしの人だけ。
3人、4人家族の場合普通トイレもシャワーも1つだと思うので、
「4人に1つ」程度の数が設置されている物件ならそう問題はないでしょう。
部屋が狭い。
家賃が抑え目の物件は部屋が狭いものが多いです。
それは普通の賃貸物件でも同じことですが、シェアハウスの場合は
個室であっても十分な収納スペースが確保されていないことがほとんど。
また、玄関スペースも共用のため、自分の靴を玄関にずらっと並べておく、
ということはできません。多分、どこも1人1~2足のスペースしか用意されていないはず。
よって、荷物の多い人、収納・片付けが苦手な人は
シェアハウス生活はやや厳しいかもしれません。
自分の常識が通用しないことがある。
一緒に暮らすという行為は夫婦でも、家族でも一筋縄ではいかないものです。
ましてや友達でもなんでもない他人同士、生まれた環境も現在の年齢も仕事も
何もかも違う人間同士が一緒に暮らすのは大変です。
自分にとっては当たり前のことが、他人にとっては非常識、なんていう可能性も。
「うちではいつもお母さんが掃除してくれてたから」なんて洗面所を使った後
髪の毛が落ちていても知らん顔していては、確実に迷惑住人としてマークされます。
反対に、とてもきれい好きの人の場合、自分と同じレベルを他者に求めてしまうと
イライラさせられることが多いでしょう。
最低限のマナーさえできていればさほど気を使うことでもないですが、
ルールを守る、次の人のためにキレイに使う、自分のルールを人に押し付けない、
などが出来ない人にはシェアハウスはいい環境とはいえないかも。
コミュニケーションに気を使う。
幸い私はコミュニケーション取らない(取れない)ので
3週間経った今も誰の名前も知らないばかりか顔も覚えてないし全く仲良くないですが、
「シェアハウスでドラマみたいな生活がしたい!!」という
過剰な期待を持って入居してしまうと気の合う人がいなかったり、
他者との距離がうまく取れなくてトラブルになったり、などということも起こりえます。
>>参考
食事の時1人だけ除け者にするのは気にならないのでしょうか(発言小町)
このケースはそもそも気が合わなかっただけ、という感じもしますが、
人の動向が一々気になってしまう人はシェアハウス生活は人間関係に疲れてしまうかも。
私は多勢とコミュニケーションを取るのが苦手ですが、その分人が何をしているかとか、
誰と誰が仲良しだとか、全く持って気にならない性分です。
実はこういう人間の方が意外とシェアハウスに向いてる?
>>参考
シェアハウスにいて欲しくないのはどんな人?(SUUMO)
このデータ、ちょっと意外だったのが3位に「頻繁に話しかけてくる人」が入っていること。
仕事や学校など「外の世界」とは違って、家の中ではみんな静かに暮らしたい、
と思っているのかもしれませんね。
と、ざっとデメリットを挙げてみましたが、自分がイマイチ不便を感じていないので
なんだかぼんやりした内容になってしまいました。
不便なこともなくはないですが、それを補って余りあるメリットを享受できているので
今のところはシェアハウス生活、お気に入りです。